三谷建築設計事務所 富山県一級建築士事務所 住宅設計

「素・敵・通・信」は、2003年から発行している 手づくりの通信です。
「素敵な人との素敵な時間」をテーマに、住まいづくりやインテリアのアイデアと身近な話題を取り上げています。
「素・敵・通・信」をお読みになった感想や、楽しい情報をぜひお寄せください。
ご質問・ご要望もお気軽にどうぞ。


季節は春になりました。皆様いかがお過ごしですか?
「素・敵・通・信 」創刊号では多くの感想をいただきました。 とても嬉しく有難く思っています。こらからもよろしくお願いします。
2003年4月22日 三谷 光雄 + 三谷 妙子

N E W S!  〜 富山テレビで紹介されました。〜
私達の事務所で設計した 高岡市の竹田さんのお宅が、4月3日放送の富山テレビ「Youドキッ!たいむ」という番組で紹介されました。自然素材にこだわり、光と風が溢れる素敵なお家です。施主自ら床材に塗装を塗り、ウッドデッキを手作りしたお話が放送されました。

「ココが設計のポイントです。」
 「フムフムなるほど・・・」
「打ち合わせ中」

「いざスタート」

「只今撮影中」

「熱演の竹田夫妻と森アナ」

「無事に取材終了。お疲れさまでした!」
 



名作椅子のプロフィール 2 セ ク シ ー な 椅 子

何とも迫力のあるこの真っ赤な唇は、「マリリン」という名のソファ。1972年にアメリカのデザイン集団・スタジオ65が発表しました。原型は画家サルバトール・ダリがデザインした「メイ・ウエストの唇」で、往年のハリウッドスターに捧げた作品だそうです。メイ・ウエストさんはかなり色っぽい女優さんだったのでしょうね。 スタジオ65はダリのソファをリメイクし、お題もマリリン・モンローに変えました。幅2m 高さ84Bの大きな唇は、発砲ウレタン製でなかなか座り心地が良いです。あまり身近で見かけませんが、私は以前 埼玉県立近代美術館を訪ねた折に見て、そのユニークな発想にたいへん驚きました。

そしてもうひとつ、マリリン・モンローがモチーフになっているのが、建築家・磯崎 新が1974年に発表した「モンローチェア」。正面から見ると、縦格子の 背もたれが高い シンプルな椅子なのですが、(19世紀のイギリスの建築家C・R・マッキントッシュのハイバックチェアがデザインの原型だそうです)横から見ると、マリリン・モンローのボディラインから採った曲線が!!やっぱりモンローって、かなりメリハリの効いた曲線美だったんですね。羨ましい。あの悩ましげな背板の曲線は、「成形合板」という技術で作られています。 こんな遊び心ある家具が家にあったら、楽しいでしょうね。

お 宅 拝 見 高岡市K邸 心地良く過ごす工夫をしたお部屋を紹介します。
  
  
kさんから、「忙しい日々の合間に、好きな本を読んだりゆっくりと寛いだりする為に、書斎をもっと使いやすくリフォームしたい」とご依頼いただきました。

<以前は...> ・子供さんが使っておられた学習机や書棚等 (まだ使用可能でしたが)様々な家具が同居していました。 ・蓄熱暖房器がありました。 ・壁の真中にあるコンセントが少々 目障りでした。

<リフォーム後は...> ・蓄熱暖房器を組み込んだ天井までの書棚を設置。飾り棚としても活躍!コンセントも小物で隠せて一石二鳥です。 ・シンプルな机+ワゴン収納。TV台を兼ねたキャビネットも収納スペースに。 ・Kさんは、明るい塗装色の家具を希望されました。お部屋がナチュラルで軽やかなイメージになりました。



心地よい住まいづくり 2 
  
  
家族にとっても、訪れる人にとっても印象深く、その家の顔となる「玄関」。 訪問が楽しくなるような さりげない工夫があると良いと思います。また、家族が出入りのたびに「我が家の良さ」を感じ、また疲れて帰って来た時にホッと安心できるような空間にすることがとても大切だと思います。近年、道路に面してすぐに玄関を設けて アプローチが短い家が数多く見受けられるように感じます。しかし私は、家と道路境界までのわずかな空間を利用して露地のようなスペースをつくったり、時にはアプローチを曲げたり折り返したりして、少しでも動線を長くする工夫をしています。そうすることによって、樹木や草花を植えたりモニュメントを飾ったりして楽しむことができ、その家らしい雰囲気をつくることができると思うからです。



映画の中のインテリア「点子ちゃんとアントン」
パラマウント映画 ビクタービデオ 
  
  
ケストナー原作のこの映画は、いわゆる「子供向け」ですが、ちょっぴり辛口でとっても心温まる、ハッピーエンドのお話です。(私はハッピーエンドが大好き!)そして、点子ちゃんの家のインテリアが素敵!

お金持ちのお嬢さん 点子ちゃんは、元気いっぱいの女の子。そして親友のアントン君は病気のお母さんと二人暮し。生活の為に学校に内緒でアルバイトをしています。原作と映画ではエピソードの設定が多少異なっていますが、現代に合わせたらこの方が腑に落ちると言うべきでしょう。点子ちゃんの愛犬のピーフケが映画に登場しないのは、ちょっと残念です。 点子ちゃんのお父さんはお医者さん、お母さんはアフリカでボランティア活動という設定だからでしょうか、点子ちゃんの家は白を基調としたリッチでハイセンスなインテリア。そこここにアフリカン・アートが飾ってあり、何ともモダンな、お洒落〜なおうち。(インテリア好きは必見!)点子ちゃんの部屋は、子供部屋とは思えないセンスの良さです。他の部屋とは違って白にアクセントカラーの明るいイエローや紫が効いています。きっとインテリアデザイナーが腕を振るったんでしょうね。 一方のアントンのアパートは、こだわりのインテリアなんか何も無いという感じですが、点子ちゃんの家には無い母子の愛情がいっぱい。点子ちゃんは、それがとってもうらやましいのです。映画のなかでアントン母子と点子ちゃんの3人が影絵をして遊ぶ場面があります。美しくて、少し悲しい、とても心に残るシーンです。 居心地の良い家庭のインテリアは、やっぱり「愛情」が基本だなぁ...と感じる映画。みなさんも機会があれば観て下さいね。