三谷建築設計事務所 富山県一級建築士事務所 住宅設計

「素・敵・通・信」は、2003年から発行している 手づくりの通信です。
「素敵な人との素敵な時間」をテーマに、住まいづくりやインテリアのアイデアと身近な話題を取り上げています。
「素・敵・通・信」をお読みになった感想や、楽しい情報をぜひお寄せください。
ご質問・ご要望もお気軽にどうぞ。


新緑が目に眩しいですね。 生命の輝きいっぱいの、美しい季節になりました。
この時期には、ときどき気持ちよい戸外で、昼食を楽しんでいます。
2004年4月20日 三谷 光雄 + 三谷 妙子

NEWS!
三谷建築設計事務所のホームページが完成しました。 「素・敵・通・信」のバックナンバーも、ご覧いただけるようになっています。 是非アクセスして下さい。 ホームページに関する感想もぜひお寄せください。お待ちしています。


心地良い住まいづくリ 6  「これからのリフォーム」

今までは、例えば 家族が増えた為の増築や、水回りの老朽化に伴う改装など実用に迫られたリフォームが主でした。 これからは、もっと生活を豊かにする為のリフォームをおすすめします。

『 ゆとりとこだわりのある空間に 』

建物がそれほど古くなっている訳ではないし、生活する上でとっても不便という訳でもない。けれど、建てた当初とは生活スタイルが変わってきた。当時はハッキリと分からなかった本当の自分の「好み」が分かってきたノ..そんな理由でするリフォームもあります。住まいは生活の中心。毎日の生活を楽しく快適にする為に、ゆとりとこだわりの空間をつくりませんか?
例えば、書 斎。本を読んだり仕事をしたりする他に、パソコンやオーディオを楽しむ等、大人こそ ゆっくりとひとりの時間を過ごす空間が必要です。使わなくなった部屋を改装して、又はホールの一隅でもmyroomは作れます。趣味の資料が増えても、リビングに溢れ出さない効果もあります。
 
ガーデニングが趣味の方の ウッドデッキ。ご自慢の庭を眺めながら、のんびり寛ぐスペース。室内とのつながりを工夫すれば、部屋がいっそう広々と開放的に見える効果もあります。  お料理好きの方の キッチン。食洗器、IHクッキングヒーター、生ごみ処理機 はこれからのキッチンの三種の神器と言われているらしいですね。便利な最新機器でますます便利に料理を楽しむも良し、プロ仕様のこだわりの機器を入れて本格的な料理に挑戦するも良し。今は見せるキッチン、参加するキッチンが主流です。お喋りしながら作って食べる、キッチンでのホームパーティも楽しいですね。

『 年月を経た建物の魅力を引き出そう 』
 

木材は、長い年月の間に色が付き艶が出て、その深みのある風合いは、明らかに新しい材の肌とは違います。 ひとつひとつのキズにもその家の歴史を感じ、それが何とも言えない魅力となっています。そんな思い出のある建物の魅力を生かしたリフォームをしませんか?

長い間 天井裏に隠れていた梁を、部屋の中に露出させ、空間のアクセントにするのも面白いでしょう。古材が、何処にも無い「我が家らしさ」をつくります。照明で梁を照らして、室内に映るその影を楽しむのも、また一興です。
和室のタタミを取り外してフローリングを張り、ソファを置いて現代の生活様式にリフォームするのもいいですね。やっぱり椅子の生活が便利ですから。その時は、床の間やランマ・天井などを上手に生かし、和洋折衷の上級者インテリアスタイルに挑戦してみましょう。楽しいアイディアでより豊かな住まいづくりをしませんか? ぜひご相談ください。


行ってきました♪   
休日に出掛けた あんなところ こんなところ

■ イタリアン レストランV i l l a C u r a t a

富山市吉作3870−1 Tel 076-427-0588(月曜定休)

お友達に誘われて、呉羽のイタリアンレストラン「ヴィラ クラタ」に行ってきました。テラコッタ風の淡い色調の建物。オリーブの木が植えられ、地中海の雰囲気を演出しています。入り口の、目線が抜けて なだらかに傾斜する梨畑と景色を一望できる仕掛け、とてもいいと思いました。

お店の中は、天井が高くのびのびとした空間。タイルの床と白い塗り壁に木の梁がアクセントになっていて、南欧の田舎のお家を訪ねたような気分になります。程良い明るさの白熱灯の光と窓から見える夜景が、いっそう雰囲気を盛り上げます。皆んなで、美味しいワインとお料理を、ゆっくり時間をかけて楽しみました。

  

     
「灯りがとても素敵でした」   「お料理〜」


■ 護国神社 の み の 市 4月4日(日)
毎月第一日曜日開催  


久しぶりに護国神社の蚤の市に行ってきました。冷たい雨が降る寒い日でしたが、神社境内の桜を楽しみ、面白い骨董商のオジサンと知り合って興味深い話を聞かせてもらい、hotなひと時でした。私達は、フリーマーケットが大好きなのです。骨董の器、家具、衣類、手作り食品、農産物、その他いろいろ。あれこれ見て廻って、感心したり呆れたり..。でも、実は食品以外は買ったことがありません。ウチに持って帰って使いこなせるかどうか自信がないからです。早く「目利き」になって「掘り出し物」や「お宝を」GETしてみたいものです。

 
「花冷えの一日でした」

 
「蕎麦猪口いろいろ」








名作椅子のプロフィール 「バルセロナチェア

2〜3年前、J−PhoneのテレビCMでサッカーの中田英寿選手が、たくさんの椅子の中から選んで座ったのが、この椅子。 ご記憶の方も多いのではないでしょうか?

バルセロナチェアは、1929年バルセロナ万博のドイツ館を設計した 建築家 ルートヴィッヒ・ミース・ファン・デル・ローエが、スペイン国王夫妻の為にデザインしました。オリジナルのものは、白い山羊革の座とクロムメッキの脚との組み合わせ。木材で椅子を作ることの多かったその当時、たいへん画期的な素材の組み合わせでした。交差した剣(=古代の力強い王位の象徴)をモチーフにしたX字型の脚は優美で気品があり、また、シートが浮いているような軽やかな印象のデザインが、今日に至るまで多くの人々を魅了し続けています。

ミース・ファン・デル・ローエは、1886年ドイツのアーベン生まれ。1930年 バウハウスの3代目校長となりました。しかしその3年後、バウハウスはナチスの圧力により閉校に追い込まれます。1938年 アメリカに移住し、イリノイ工科大学の教授を努めました。

昨年の夏、世界遺産を紹介するテレビ番組で、ミースの代表作、チェコの「トゥーゲントハット邸」を見ました。「鉄とガラス」を使って斬新な建築空間を作り、新しい生活の在り方を提案したミース。70年以上も前に、こんな斬新な空間を作っていたなんて! 

トゥーゲントハット邸では建築空間に合わせてデザインされたオリジナルの椅子や家具が置かれていて、広く仕切りの無い空間を、家具の配置でダイニングやリビングなどのコーナーを作っていました。このバルセロナチェアも、リビングのコーナーにぴったりハマって置かれていました。(バルセロナテーブルという名前のテーブルがあります。これは、バルセロナ万博の時ではなく、このトゥーゲントハット邸の為にデザインされたということです。)

ミースはル・コルビジェ、F・L・ライトと共に20世紀建築家の三大巨匠と言われています。