三谷建築設計事務所 一級建築士事務所

「素・敵・通・信」は、2003年から発行している 手づくりの通信です。
「素敵な人との素敵な時間」をテーマに、住まいづくりやインテリアのアイデアと身近な話題を取り上げています。
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この冬も どうやら暖冬のようですが、それでもやはり雪と低温の日が続きます。
寒がりなので、帽子、手袋、マフラー、厚手の靴下etc.・・・完全防備の毎日。
それでも、実は「やっぱり冬は雪がなくちゃ物足りない」と思ってしまいます。
静かに降り積もる雪を見ていると、何故か心が落ち着くからです。
2005年1月30日 三谷光雄 + 三谷妙子


心地良い住まいづくリ 9 「木材の種類と品質」

木にはいろんな種類があります。建物に使う木で、皆さんがよく知っている木には、どんなものがあるでしょうか?スギ、ヒノキ、マツ・・・。建物に使う樹種の選定は、適材適所が原則です。土台には、湿気に強く腐りにくい ヒノキ、ヒバ材。柱には、真っ直ぐで加工しやすい スギ、ヒノキ材。梁や桁には曲げ強さの大きい北米産のベイマツがよく使われます。柱材として育てられたスギでも、60年以上の材になれば梁材としての利用が可能になります。最近、柱も梁もスギ材を使い、室内に見せるようにした住宅がみられるようになりました。木のもつ温かみを感じることができる住宅です。但し、スギ材はマツ材に比べて強度が劣る為、サイズを大きくする必要があるので、注意が必要です。

樹種の選定と共に、木の品質を選定することも大切です。選定次第でコストに相当の差が生じます。木の品質基準には、強度面を表す等級(特等、1等、2等)と、木の表情を表わす基準(無節、上小節、小節)の2つがあります。JAS規格により定めはあるのですが、これとは別に、市場で慣用的に使われている等級もあります。節の大きさや1面辺りの節の数を表わしますが、判断は各製材所に任されているので、当然、製材所間で違いがでてきます。ちょっと紛らわしいですね。コストに影響することなので、見積り時に確認することが大切です。常に無節材がベストという訳ではありません。節がある木でも、使う場所や向きを工夫すれば、木を生かし、コストを削減できるのです。


行ってきました♪   
休日に出掛けた あんなところ こんなところ


■ 金 沢 

金沢までは車で1時間程。ドライブを兼ねて、気軽に小旅行気分が味わえるので、大好きな街です。
平日だったら「近江町市場」に寄るのも楽しみ。旅先でも、市場があると必ず立ち寄ります。活気があって、珍しいモノがいっぱいあって、ワクワクします。「高岡にもこんな市場があれば、毎日通うのにな〜〜」が、私の口癖。
「金沢21世紀美術館」は交通便利な街中にあって、気軽にスイスイ入って行ける新しいタイプの美術館です。現代アートは作者の発想のユニークさ、柔軟さに、感心したり、面白がったり・・・それが私の鑑賞法。ところで、21世紀美術館では来館者もとってもお洒落な方が多くて、目の保養になります。(老いも若きも。男性も女性も。)密かにファッションチェックも楽しいよ。


観光客もいっぱい。賑わう近江町市場。

冬の定番はカニ、カニ、カニ!辺りは真っ赤でした。

アンコウも頑張っています。お鍋にしたら旨いんだろうなぁ。

街中に突然斬新な円いガラスの建物、金沢21世紀美術館。宇宙船と呼ばれているらしい。

現在、館内は一切撮影禁止ですが、この時(昨年12月)は展示室以外ならOKでした。(と、言い訳)。世界の街の音を拾った・・・これもアート。イヤホンを当てると、旅心をかきたてられます。建物が円いのが分かりますか?

「この椅子、誰のデザイン?」と係員さんに聞いたら、「分からない」とあっさり答えてくれた。

美術館周辺を歩いていて、発見!土塀にも雪囲いするんですね。へ〜ぇ。

「和風カフェ つぼみ」にて。本わらび餅、美味。

帰り路、東山に立ち寄り、きんつば「中田屋」と棒茶「丸八製茶場」を買う。辺りはもう暗く観光客もいなくて、静か。家々のあかりが温かく灯り、「あぁ、いいなぁー」
 


こんな本を読みました

■ 「スローフードな人生!」 島村菜津 著 新潮社
「スローフード」という言葉を耳にするようになって久しいですが、「あれ?それって本当はどんなこと??」・・・「スローライフ」やら「スロービジネス」やら「スロー」と冠した造語が身近に溢れて、何となく分かったつもりになっていた自分が恥ずかしい。丹念な取材から書かれたこの本は、なかなか読み応えがあります。読みながら旅気分に浸り、美味しそうなお料理やワインの部分では思わず唾を呑み込むことも。でも本当にすごいなぁと思うのは、食に関わり 食の大切さを知っている人達の、意識の高さと人生観そのもの、かな。
■ 「20世紀をつくった日用品」 柏木博 著 晶文社  
著者の柏木博さんは、武蔵野美術大学教授でデザイン評論家。この本は、私達のごく身近な日用品の歴史をまとめた一冊です。 じっくり読むという本ではありませんが、折にふれ パラパラと拾い読みするのが面白いです。「何にでも歴史はあるんだなぁ」と、 思わず周りを見回しました。

■ 「21世紀のミュージアムをつくる」 美術手帳2004年10月号増刊
美術館内のショップで購入。美術館完成までの経緯、設計者の対談、収蔵品のデータなどが載っています。21世紀美術館のガイ ドブックにちょうど良いかなと思って求めました。何も知らずに鑑賞するのも楽しいし、知ってから改めて鑑賞するのも楽しいものです。

映画の中のインテリア  「オペラ座の怪人」 

1月29日の封切りを待ちわびて、初日に観てきました。(何事も流行りモノに疎い私達には、これは特筆すべきことなのです。)

有名な物語なのでストーリーは割愛しますが、細かな動きや表情をアップで観られる点が、舞台より魅力的。

場面は19世紀のパリ・オペラ座、全編 非日常空間。豪華絢爛な劇場の雰囲気。優雅な紳士淑女、ロングドレス、マント、煌びやかな宝石・・・美しくて切ないラブストーリーは、華やかな色彩に彩られています。
オペラ座の大階段や地下の怪人の部屋も見どころです。またヒロイン、クリスティーンの可憐さを引き立てる白いドレス。ファントムの衣装は黒と赤。そして赤い薔薇。印象的なキャンドルの灯り等々、記したいことがいっぱい。(これから映画館に行かれる方の為に、あまり語りすぎてもいけませんが。)

作曲・脚本のアンドリュー・ロイド=ウエバーは天才ですね。そして主役の3人も、ため息が出るほど素敵です。2時間半があっという間でした。