三谷建築設計事務所 富山県一級建築士事務所 住宅設計

「素・敵・通・信」は、2003年から発行している 手づくりの通信です。
「素敵な人との素敵な時間」をテーマに、住まいづくりやインテリアのアイデアと身近な話題を取り上げています。
「素・敵・通・信」をお読みになった感想や、楽しい情報をぜひお寄せください。
ご質問・ご要望もお気軽にどうぞ。


事務所を移転して、早や6ヶ月たちました。
慌しい毎日は相変わらずですが、静かな環境になったことで 何となく気持ちに余裕があるように感じます。
季節の草花を事務所に飾り、仕事の合間には お気に入りの器でお茶をします。
私達自身が 毎日の暮らしを楽しみながら、これからも良い仕事をしていきたいと思っています。
2006年 7月18日 三谷光雄 + 三谷妙子



「 涼 し い 住 ま い 」


春から初夏にかけての 爽やかで気持ち良いお天気の日々が過ぎると、蒸し暑い夏がやってきます。高温多湿で過酷な季節をどう乗り切るか。心地良い住まいづくりには大きな課題です。エアコンなどの機械設備に頼るのはとても簡単ですが、地球の環境を守る意味からも、なるべく自然の力を利用した 快適で健康的な方法を考えたいものです。

【 暑さ対策の方法として 】
○ 直射日光を遮る工夫     
  ・軒や庇の出を深くする。    
  ・庭木を植えて日陰を作る。    
  ・窓の外側に簾を吊る。      
   →いずれも強い夏の日差しを遮り、地面からの照り返しを防ぎ、室温の上昇を防ぎます。

○ 自然の風を室内に採り入れる窓の工夫    
  ・風の方向に直角な壁面に窓を設ける。
  ・地面に近い位置と屋根に近い位置に窓を設ける。
   →高温の空気は軽いので上昇気流が発生し、室内に 空気の温度差による自然な風の流れが出来ます。
  ・通風の計画は家全体で行う。
  ・窓の配置は対角線になるように設ける。
   →空気の淀む場所を作らない。

【 湿気対策の方法として 】  
○ 調湿効果のある自然素材を使う        
  床 : 無垢板のフローリング材、藁床のタタミ(最近は使われることが少ないですが)等。     
  壁、天井 : 塗り壁や板張り等。特に風の通りが悪い収納や押入れの中に使うことをお勧めしています。
  その他 : 木の柱や梁を露出させる昔ながらの真壁構造は、木が呼吸をしています。木の柱1本で、ビール瓶1本分の水分を吸収したり放出したりすることが出来ます。





■ 草 月 樹 々 の 会 23回展  2006年6月3日・4日  富山市奥田新町  楽 翠 亭 にて
 
草月流のいけばなを習っている方に誘われて行ってきました。
会場は、最近オープンした話題のゲストハウス「楽翠亭.」。普段なかなか拝見することができない場所です。文化ホールのような広い会場ではなく、玄関、リビング、寝室 といった生活のシーンの中でお花が生けられていました。
「楽翠亭」は、見どころいっぱい!古いものと新しいもの、日本のものと外国のものがうまく組み合わさって、隅から隅まで 贅を尽くした 凝ったインテリアでした。(ため息の連続!)そのなかでも 特に興味を持ったのは、さまざまな場所で効果的に使われている照明器具です。端正なあかり、モダンなあかり、ユーモラスなあかり…。お花と共に空間を引き立て 見事でした。



楽翠亭のマーク。モチーフは建物の中で発見。
 


緑溢れる庭園の中に佇む東屋。「本当のゲスト」は、ここでゆっくりとお茶を楽しむのでしょうねぇ。
 


モダンでシックなインテリア。お花もあかりも雰囲気に似合っています。
 

面白〜い!ランプの周りに飲料の小瓶を巻きつけたペンダントライト。赤い透過光が壁に映ってとてもきれいです。一瞬、「ワタシにも作れそう」と思ったが??? 7月から始まるインゴ・マウラー展に行ってみたくなりました。
     


表情のある塗り壁を照らす建築化照明。「う〜ん、この手があったか!」。
 

浴室の一角に置かれたフロアライト。梯子状のタオル掛けと一対のオブジェのようです。
     


浴槽は床より下にあるタイプ。ちょうど目の高さにきれいなお花が…
 

改築の為に出来た空間をデザインしたのでしょうか。階段の一角に、照明を仕込んだディスプレイのスペースが設えてありました。






■ 日々が大切  大橋歩 著  集英社
タイトルの通り、衣食住やお付き合いなど日常のいろいろのことを綴った本。雑誌に連載されていたエッセイやコラムをまとめた本です。大橋歩さんのイラストが大好き。暮らしぶりも素敵です。私と同じことをしておられるのを見つけた時は、ちょっと嬉しくなりました。なるほど、と共感しながら読みました。本当に「日々が大切」です。


■ SKAKER  JUNE SPRIGG & DAVID LARKIN著  
家の掃除をしていたら、我が家の本棚から 仕舞い忘れていたこの本が出てきました。 以前に旅先で買い求めたもので、シェーカー教徒の生活の様子を紹介した本です。 私はシェーカースタイルの家具が大好きなので、重い本なのに苦労して持ち帰った思い出があります。 文章は英語で書かれているので 拾い読みしか出来ませんが、嬉しいことに きれいな写真がいっぱい。眺めて楽しんでいます。 シェーカースタイルの家具は、簡素で、ストイックな中にも手作りの温かみが感じられ、とても心魅かれます。なかなかチャンスはありませんが、いつか椅子一脚でも我が家に迎えたいと願っています。シェーカー教徒の人達は、とてもおしゃれでグルメだったようで、クラフトやお裁縫やお料理のページも興味深いです。
  

 
■ コンコードヒルの上で    
マリア・D・ウィルクス 著 土屋京子 訳  
福音館
  
図書館に行くと、時々 児童書もチェックします。子供向けの本でも、大人の視点で読むと色々なことに気づかされて興味深いです。以前NHKテレビで繰り返し放送されていた「大草原の小さな家」をご存知ですか?この本は主人公ローラ・インガルスのお母さん、キャロライン・クワイナーの少女時代の物語です。アメリカ合衆国が独立してから間もない1800年代の開拓者の生活が、幼い女の子の目を通して 生き生きと描かれています。厳しい自然のなかで、衣食住の何もかもが自給自足の生活。便利で快適な生活を送っている現代の私達にとっては、想像を絶する過酷な暮らしです。苦労の多い生活ながらも、家族、隣人は力を合わせ、小さなことにも感謝と喜びを感じている様子が、すごく新鮮で感動的。大人にとっても、改めて「幸福」や「人生」について深く考えさせてくれます。全部で7巻出版される予定だそうですが、現在はキャロラインが4歳〜9歳までの4冊が発行されています。(早く続きが読みたいです。)




普段 何気なく使っているものの中には、きれいな色や素材、使った後も飾っておきたくなる素敵なデザインがあります。


■ ワインのラベル
ワインやお酒には、色んなデザインのラベルがあって、つい見とれてしまいます。我が家では、何時からかラベルの絵をノートにスケッチするようになりました。産地や年度などの情報だけでなく、味や飲んだ時の雰囲気が分かって、後から見返すと楽しいです。素敵なラベルは、中身も美味しそうに感じるし、何故このデザインにしたのかしら?と、あれこれ想像をふくらませる楽しみがあります。


 

 

 






■ わらびもち
ウチで作るお菓子は、いつも簡単なものばかり。気軽に作って、おやつタイムを楽しみます。 電子レンジを使えば、「わらびもち」も、とても簡単。家で作る時は餡を包まず、きなこと黒蜜で食べるのが手軽で美味しいです。つめた〜く冷やしていただきます。 アワビの形の 青磁のお皿に載せてみました。


■ プ リ ン

以前、新聞で「手軽に作れる茶碗蒸し」の記事を読んで、『プリンもきっと同じ方法で出来るだろう』と思い、試してみたら、大成功! 以来、定番のレパートリーになりました。ひと手間加えて、かぼちゃの裏ごしやチーズを加えるとコクがでます。簡単Pointは、お鍋に水を張って蒸すところ。スが立たず滑らかに仕上がります。しかも! 最近 市販のキャンディー状のカラメルソースを見つけたので、それを使えばもっと簡単。 優しい色合いの 陶器の湯呑み茶碗で作ってみました。