三谷建築設計事務所 富山県一級建築士事務所 住宅設計






























「素・敵・通・信」は、2003年から発行している 手づくりの通信です。
「素敵な人との素敵な時間」をテーマに、住まいづくりやインテリアのアイデアと身近な話題を取り上げています。
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爽やかな秋がやってきました。
すすきの穂が、秋の日差しに きらきら光って、とってもきれいです。
大好きなこの季節を、思いきり楽しみたいと思っています。
2007年 10月8日 三谷光雄 + 三谷妙子



「国 産 材 と 輸 入 材 」


木造住宅に使われる木材には、用途に合わせていろんな樹種があります。
昔は地元の山で伐採した杉や松、ヒノキ、ケヤキなどを使っていましたが、現在では外国から輸入した木材も多く使われています。

例えば、米松(ベイマツ)----------産地は北米大陸の西部に広く分布。主に、梁、桁材として使う。     
米ヒバ(ベイヒバ)-------産地はアラスカからオレゴンにかけての太平洋岸。ヒバの代用として柱などに使う。     
米杉(ベイスギ)----------産地はロッキー山脈北部及び太平洋岸北西部に分布。水に強いので、外部の板材に使う。

外国産の木材は、比較的平地に多く分布している為、道路を整備し易く、伐り出すのにそれほど手間がかかりません。 それに比べ、国産材はほとんどが人工林で、山の斜面に植林されています。枝打ちや下草刈りなどの管理や伐採に手間がかかり、その為 国産材は輸入材よりも高価でした。しかし近年、森林保護のために外国産の木材も伐採が制限されるようになり、国産材と輸入材の価格差が小さくなってきています。


最近『ウッドマイルズ』という言葉をよく聞きます。これは、「 木材の輸送距離 × 輸送量 」で計算した指標です。

この指標を使って輸送時のCo2排出量を比較すると、県産材のスギを使う場合を「1」として、北米産の米松を使用した場合は「約13」となるそうです。日本の人工林の多くは、現在 間伐期を迎えていますが、国産材を使うことによって、山を荒廃から守ることができ、更にCo2の削減にもなります。
このような理由から、私は出来るだけ国産材を使うようにしています。 自分達が住む地球の環境を守ることにも_がるからです。

また、森林にはCo2を吸収する機能があります。特にスギは吸収能力が高いと言われています。木材は伐採して製品(住宅)となった後もCo2放出量は少なく、燃えたり腐ったりしない限り、CO2を保持し続けます。木造住宅は壊さず住み続けることが、地球温暖化の防止につながると言えます。






東 京 都 庭 園 美 術 館  港区白金台5丁目21番9号

東京都庭園美術館は、昭和8年に建てられた旧朝香宮邸の建物と庭園を、美術館として公開しているものです。
都会の真ん中とは思えない 豊かな木立のなかを歩いて行くと、アールデコ装飾様式の優美な建物があります。館内に入ると、有名なラリックのガラスレリーフ扉の優美な女神達が私達を迎えてくれました。内装はフランス人装飾美術家アンリ・ラパンが設計したものですが、インテリアには日本のモチーフがいたるところに採り入れてあり、和と洋が融合した独特のものとなっています。(正面車寄せに狛犬が居たのには驚きました。)

私達が 展示物よりも建物の細部を熱心に見ているので、係りの方が気づいて、建物の見どころやエピソード等を詳しく説明して下さいました。お陰でいっそう深く見学することができました。宮邸として使われていた頃は、さぞかし華やかであったろうと想像されます。1階は、公式の行事を行う為のさまざまな工夫があり、また2階のプライベートスペースは家庭としての細やかな心配りが感じられました。ここの企画展は、建物の個性を生かしたユニークなものが多いです

。訪ねた時は「舞台芸術の世界」展。ロシアバレエの衣装や舞台装置に関する展示でした。受付で、入館する時に赤色かダイヤ柄のものを身に付けていたら、入場料金の割引があると言われたのですが..残念。 年に数回、建物の公開やコンサートの企画もあるようです。次回は、庭園内もゆっくり散策してみたいと思いました。美術館正面横にあるカフェ「茶洒」も、おしゃれで美味しいお店でした。

 
 
 


■ オルネ ド フォイユ  
渋谷区渋谷2-3-3 青山0ビル 1F
 
フランスの生活雑貨やアンティークを扱っているお店。パリ郊外の一軒家をイメージしたインテリアショップです。ここで扱っている食器を以前雑誌で見て、実際に手にとってみたくて訪ねました。 あまり目にする機会のないブランドの洋食器やアンティークのリネン類、照明器具、キッチン小物、アクセサリーが小さなお店に沢山。アンティークの商品の中には「え〜!こんなものも売ってるの?こんな値段で〜??」と思うモノもあり、面白くてじっくり見ていると、あっという間に時間が経ってしまいます。なんだか蚤の市を訪ねた気分です。個性的なこれらの品々を、どんな風にコーディネートしたら素敵かなぁと想像しながら楽しく拝見。店内では、若い女性や年配のご夫婦が、やはり熱心に見ておられました。
 
     

その他、六本木ヒルズ内森美術館ル・コルビジェ展、東京ミッドタウン、21-21デザインサイトのチョコレート展 を見学。それにしても、夏の東京の暑いこと!!街中で霧を噴射している所を見かけ、ホッと一息つきました。熱の照り返しを抑える新しいアスファルト材を試している場所もあるとか。ヒートアイランド現象を抑さえるさまざまなアイデアが試されているようです。

21-21デザインサイト
     
  
森美術館の ル・コルビジェ展、東京ミッドタウン、丸ビル






稲 泉 修 さん  稲 泉 蓉子 さん   
稲 泉 農 園 氷見市上田1661 TEL / FAX 0766 ミ 72 - 3545
 
氷見市で果樹園を経営されている 稲泉さんご夫妻に会いに行ってきました。
稲泉農園には、今年の夏、氷見市在住の建築家・川合光行さんの紹介で、ヒミング アートホームパーティーに参加した時にお邪魔しました。その時、ご夫妻のお人柄と山あいの果樹園の豊かな雰囲気、昔ながらの吾妻建の堂々とした建物、そして、そこでの『暮らしを楽しむ』生活に すっかり魅了された私達。
後日 再びお話を伺いに行ってきました。愛犬「あいちゃん」と「うららちゃん」の歓迎をうけ、葡萄棚の下で秋の風景を楽しみながらお話をうかがいました。

*果樹園を始められたきっかけと、現在の様子を教えてください。
---(修さんは)もともと大学では農業を学びましたが、建築系の仕事に就いて全国各地で勤務し、単身赴任の生活も長かったのです。10年前に長年の夢だった果樹園を経営することを決意し、帰って来ました。最初の3年間は、果樹園の基礎作りに大変でした。

--- 現在は、6月のサクランボから始まりブルーベリー、ラズベリー、ブラックベリー、ジューンベリー、プラム、プルーンなど約30種類の果樹が、11月の霜が降りる頃まで、次々と収穫の時を迎えます。農薬を使わない安全な果物を育てています。冬は果樹園の果物を使ったジャムを作って、全国に発送しています。

* 果樹園の仕事の楽しみは? また 大変なところは?
--- 知識や経験を生かして、すべて自分達で計画するのが楽しいです。果樹は、他の人が栽培していない珍しい樹種を選び、また「生の果実で販売」と「ジャムに加工して販売」のバランスを考えて栽培しています。

--- 珍しい果実を、採りたて新鮮・完熟で味わう喜びもあります。(羨ましい!)

--- しかし、体力を使う作業も多く、収穫が天候に左右される苦労もあります。また、果実に小さなキズが付いても販売できないので、選別作業が欠かせません。
(稲泉農園のジャムは、蓉子さんのこだわりのレシピで作られています。素材の持ち味を生かす為に、とても根気の要る細やかな仕事をしているそうです。ラベルやパッケージにまで心配りが感じられるのは、やはり、自分達で大切に育てた果物を使っているからなのでしょうね。)

* これからの夢を教えてください。
--- 一級造園施工管理技師の資格を生かして、一般の人に庭木の管理を教えることもしてみたいですね。

---「グリーンツーリズム」が出来たらいいなぁと思っています。果樹園に滞在して、一緒に農作業をしたり、畑で採れたての野菜を使った料理を作ったりして、自然と触れ合い 人と交流する…そんな施設です。来る人も楽しいし、迎える私達もきっと楽しいと思います。
(なんて素敵なアイデア!私達も是非参加したい。)

長年の夢をご夫婦協力して実現し、今また次の新しい夢にチャレンジしておられます。大変なことは沢山あるでしょうけど、何だかとっても楽しそう。お二人の充実した笑顔がとても印象的でした。




稲泉修さん、蓉子さん。
 


当日ご一緒した坂津直子さん。お豆富を使った美味しいお菓子をご馳走になりました。(氷見市本町9 - 4 さがのや坂津豆富店 TEL 0766 - 72 - 0575)
 
 
     
 





普段 何気なく使っているものの中には、きれいな色や素材 使った後も飾っておきたくなる素敵なデザインがあります。

■ 和 食 器 の 模 様

毎日の食事で使う お皿や茶碗は、季節や料理、好みに合わせて本当にたくさんの種類があります。 昔から和食器に繰り返し使われている古典的な文様は、美しい自然を写したり 幸せへの願いをデザインしたり。昔の人の思いがたくさん詰まっている気がします。手のひらに載せて、ゆっくり眺めながら心を遊ばせる時間が大好きです。 私の食器棚から、定番の文様の器を集めてみました。


植物の文様

蛸唐草と松竹梅」の組み合わせ。おめでたい文様を毎日使って、毎日をHappyに。

「麦藁手」とも「木賊」とも呼ばれる縦ストライプ。私達のご飯茶碗は、割れたら買い替えながら、ずーっとこの文様です。

動物の文様

月の夜にお散歩する 仲良しのうさぎさん。なんだか とっても楽しそう! これは豆皿なので、箸置きにしたり小さなお菓子を載せたりといろいろに使っています。

骨董屋さんで買ったお皿です。多分「唐獅子と牡丹」の文様と思われます。だいぶ使い込まれてキズだらけですが、獅子のオトボケの表情が何とも可愛くて、つい買ってしまいました。

景 色

風光明媚な中国の風景。岩の上の小さな家には、どんな人が住んでいるのかな?

全体が「松」のカタチ。お魚料理用に買いましたが、小さな丸いお握りを載せても、なかなか似合います。
線と文字
 

丸、渦巻き、ストライプ。手描き線の模様は、とてもモダンな感じ。

小さなお皿に「福」と「寿」がいっぱい。文字のデザインはいつ見ても新鮮です。





■ ずんだ餅
採れたての枝豆をたくさん頂いたので、「ずんだ餡」を作ってみました。もちもちの白玉団子にのせると、鮮やかな緑がいっそう映えて、爽やか色のおやつになりました。冷たいお茶といっしょに戴きます。淡いベージュのお皿に載せてみました。
■ 虎屋の羊羹「おもかげ」
羊羹の王様、とらやの羊羹「おもかげ」は、こっくりとした黒砂糖の風味が美味しいですね。羊羹の味に負けない濃いお茶が似合うので、自己流ですが抹茶を点てました。お茶碗とお皿は、スープ用のカップ&ソーサーです。色づきはじめたニシキギの葉っぱを飾って、秋色に華やかにしてみました。





     
 

■ いのちの森を生む  宮脇昭 著 日本放送協会
■ 木を植えよ!    宮脇昭 著 新潮社
■ いのちを守るドングリの森  宮脇昭 著 集英社
■ 生きている森    宮脇紀雄・宮脇昭 共著 文研出版
偶然観たテレビ番組で、植物生態学者で横浜国立大学名誉教授 宮脇昭先生を知りました。
「本物の森づくり」についてお話しておられました。お話の内容に以前から関心があり、先生の颯爽として若々しい風貌にも魅力を感じ、早速著書を読みました。『どういう方法でどんな木を植えるべきか』、『何故そうするのか』、『本物の森とは何か』が、分かりやすく記されています。
私が今まで漠然と疑問に思っていたことが、この本を読んでナルホドと解決しました。生物学者としての深い知識と、日本中〜世界中を自ら実際に現地調査をして得た経験に基づいて述べられていて、まさに眼からウロコの一冊です。
また、植物の生態に学ぶエピソードは、人間の生き方にも通じるところがあり、とても謙虚な気持ちにさせられます。未来を見据えた「本物の森づくり」は、もう何十年も前から各地で既に実行されています。
今まで知らなかった自分が恥ずかしい気持ち。「植物生態学なんて難しそう」と思っていましたが、とても身近で大切なことと思いました。(「生きている森」は1976年に子供向けに書かれたとても分りやすい本です。レトロな挿絵が良い感じ。)
 

■ 繕いノート 
勝屋まゆみ 著 文化出版局 仕事の合い間や寝る前の時間に、少しだけ手仕事をするのが楽しみです。そして、手芸の本を眺めて、次は何をつくろうかと考えるのも大好きです。 勝屋まゆみさんの「繕いノート」は、新しい作品を作る為の本ではなく、接ぎを当てたり 虫食いの穴やシミをカバーする方法(これを『虫とのコラボレーション』と言うらしい)を紹介しています。その発想がユニーク。汚れたからといって簡単に捨てるのではなく、それを素材と考えて ひと手間かければ、もっと素敵なデザインになるのですね。読むと、モノを大切にする気持ちが自然と湧いてきます。そして、何だか大らかな気持ちになって、「不器用でも、不揃いでも、可愛い」と思えてきます。早速、長年愛用のダンガリーシャツの擦り切れを、チクチク補修しました。まだまだ役立ってくれそうで、嬉しくなりました。





■ ちょこっとECO
テレビや雑誌の報道だけでなく、昨今の異常気象を自分の肌で感じると、「地球の環境の為に何かしなくては」と思います。そして毎日の暮らしの中で、ほんのちょっとしたコトに気をつけています。何かひとつ始めると、つぎつぎにアイデアが湧いてきて「これはどういう風に良いだろう?」と考え、なんだか楽しくなってきます。我が家の『ちょこっとECO』をご紹介。

< キッチンで…>
〇 お米を研いだ水は排水口に流さず、庭の植木鉢や樹木にあげる。→ → ちょっと面倒だけど、慣れると平気。葉っぱも活き活き。
〇 食器洗い洗剤は、使い過ぎに注意。油を使わなかったお皿は、アクリルタワシで水洗い。→ → アクリル毛糸でタワシを編んでみました。(手芸家きゆなはれるさんの本を参照しました。)でも可愛く出来たから、使うのがもったいないな〜。
〇 フキンはこまめに煮沸消毒。→ → 使い終わったハイターを、排水口に流すのに抵抗がありました。フキンをお鍋に入れて煮ると、ニオイもとれてさっぱり。(但し、吹きこぼれに注意。)
 
     
< お掃除で… >
〇 モップや雑巾で拭き掃除をして、掃除機がけの回数を減らす。→ → 掃除機の排気で埃が舞い上がるらしいです。水拭きで、たいていの汚れは取れ、電気代も節約。
〇 重曹と酢と塩 → → まだ勉強中ですが、重曹パワーは素晴しい。いろんな洗剤を買う必要無し。
〇 ミント → → 庭に植えたら沢山増えたミント。お湯で煮出したミント液を作って、時々、消毒と消臭を兼ねた拭き掃除。ミントの無水エタノール抽出液も作ってみました。
 
< その他… >
〇 お買い物の時のエコバッグ。
〇 詰め替え容器の商品を選ぶ。
〇 冷房時・暖房時の扇風機併用…などなど。 どれも ささやかで、昔からあった当たり前のことばかり。でも、手軽さ優先でついつい忘れがちなことばかりです。毎日 楽しみながら、いろんな工夫を実行していきたいです。



木材に関する質問、
身の回りの素敵なデザイン、
最近に読んでおもしろかった本、
お気に入りの手作りお菓子、
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