三谷建築設計事務所 富山県一級建築士事務所 住宅設計
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「素・敵・通・信」は、2003年から発行している 手づくりの通信です。
「素敵な人との素敵な時間」をテーマに、住まいづくりやインテリアのアイデアと身近な話題を取り上げています。
「素・敵・通・信」をお読みになった感想や、楽しい情報をぜひお寄せください。
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我が家の庭でも紅葉がはじまりました。
夏の間 葉隠れしていた花梨の実が、秋の陽に光っています。
どうやら今年は豊作のよう。
晩秋にかりん酒を作るのが楽しみです。
2009年 10月16日 三谷光雄 + 三谷妙子



■ 東 京
夏、1泊2日で3つの美術展を巡りました。仕事の合間を縫っての東京行きは慌しく、他は一切見学しない弾丸ツアーだったけど、楽しい2日間でした。





細川コレクション 永 青 文 庫 東京都文京区白金台1-1-1
肥後熊本の殿様、細川家の家宝を収蔵し展示しています。白金台のお屋敷の鬱蒼とした木立のなかを歩いていくと、白い洋館が現れます。かつては細川家の事務所だった建物を改装した 小さな美術館。
室内のレトロな様子といい、木製の展示ケースや照明器具の雰囲気といい、時代の趣きがありました。

見学した「近代絵画展」は、美術コレクターとして名高い 細川護立氏の収集した 梅原龍三郎や安井曾太郎などの絵画が中心でした。
私は、併せて展示してあった 画家直筆の護立氏宛ての手紙や葉書が、とても興味深かったです。
画家ならではの味のある文字。添えられた絵も気が利いています。
パトロンとして芸術家を手厚く援助していた様子が文面から読み取れ、そんなことができる殿様のチカラに、思わずため息。
しかも細川家が700年かけて集めた書画、骨董、美術品の収蔵は6,000点を超えるそうで、またまたビックリ でした。

併設の喫茶室では、現当主・細川護熙氏作のお茶碗で、薄茶をいただきながら寛ぐことができます。
コーヒーや紅茶の器も、すべて細川家で実際に使用していたものだということです。
特に人目を引くような派手な飾りはありませんが、一般庶民がコーヒーや紅茶にまだ馴染みが無かった頃の品。
「やっぱり殿様は違うなぁ」と、つい 銘柄を確かめてしまいました。





国 立 西 洋 美 術 館 東京都台東区上野7-7
開館50周年を迎えた 国立西洋美術館に行ってきました。見応えのある絵画の数々。
有名なあの絵も、この絵も、西洋美術館の収蔵品だったのかと改めて気づきました。

50年の歴史を紹介するコーナーで、「松方コレクション」の経緯を初めて知りました。
また、国立西洋美術館の建物は、ル・コルビジェが設計したことで知られています。
設計から完成までの出来事や、コルビジェの図面(というより、スケッチ)も展示されていました。
計画から建物完成まで、そして今日に至る迄が分かります。

現在は改修工事が終わり、綺麗になった建物が見学できます。
外壁に使われた小石が、高知・桂浜の石と知り、去年の旅行を思い出しました。




汐留ミュージアム ウィリアム・メレル・ヴォーリズ展
明治38年、アメリカから来日したヴォーリズは、83年の生涯にわたって日本各地に数多くの住宅、学校、商業建築を設計しました。

多くの建物が100年経った今も、人々に愛され、大切に使い続けられています。合理的で、随所に細やかな配慮がある建築です。ヴォーリズ建築の写真、図面、模型などの資料が多数展示されていました。

軽井沢の山荘を再現した原寸大模型の展示には、実物の机や椅子が置かれ、質素で心地よい空間を体感することができました。また、市民から保存運動が起こって話題になった滋賀県の豊郷小学校の展示も心に残りました。ウサギとカメのお話を基にした愛らしい階段手摺の飾りは、この学校で学んだ卒業生達の良い思い出になっているのでしょう。こんな校舎で学んだなんて、とても羨ましいです。

そして気づいたのは、女性の見学者がとても多かったこと。優しい人柄からつくり出された美しい建築が、女性の建築愛好家を惹きつけるのだと思いました。





■ スタジオ Hot 清 河 北 斗 さん  清 河 典 子 さん
黒部市宇奈月町浦山426

今年のとやま山王祭りのイベントに、大きな2体の金剛力士座像を制作・出品し、一躍 注目を浴びた 清河北斗さん。筋骨隆々の金剛力士が、初夏の風に天衣をなびかせ、象のバイク(象駆輪)に跨っているユニークな作品。今まで 誰も見たことの無い、カッコいい金剛力士像です。

清河さんとは、昨年 仕事を通じて知り合いましたが、初対面から意気投合。話が弾みました。その後 清河さんは、東京から故郷の宇奈月町に帰って スタジオHot を設立され、現在、仏像原型・イベント造形物・舞台美術などの制作を手がけておられます。

美しい秋晴れの一日、清河さんのスタジオを訪ねました。雄大な北アルプスの山々を望み、振り返ると日本海がきらきら光る素晴しいロケーション。緑の丘の中腹に建つ白い三角形の建物が、目指すスタジオです。訪ねる前から、なんだかワクワクしてきます。北斗さんと奥様の典子さんが出迎えて下さいました。





清河北斗さん、典子さん。オレンジ色の作業着がトレードマーク。


* 帰郷されてから1年経ちましたね。新しい生活はいかがですか?
-----いろいろな方々に協力いただき、ようやく制作活動の準備が整いました。また、私達家族も富山での生活に慣れてきました。子供を自然豊かな環境でのびのび育てたいと思っていたので、子供が自分の幼い頃と同じように 元気に走り回って遊んでいるのを見ると、嬉しいです。


* 北斗さんがこの仕事に進まれた きっかけを教えてください。
-----両親共 美術の仕事なので、一般的なサラリーマン家庭とは少し違った家庭環境で育ちました。
子供の頃から大人の芸術談義に触れていたりして、ごく自然に芸術の学校に進みました。両親の影響は大きかったと思います。
卒業後も、東京で様々な活動をした後、イベントの造形物や着ぐるみ等を制作する(株)アレグロに入社して経験を積みました。結婚してから、ふたりで話し合って、故郷で 自分のスタジオを設立して制作活動することを決めました。


* 『象駆輪金剛力士座像』は、どのように誕生したのでしょうか?
-----富山に帰って来て間もなく自主制作した『象駆輪』は、小さな粘土の像でした。
それが知り合いの方の目にとまり、山王祭で発表する機会に恵まれました。
制作するにあたって、「思い切ってスケールの大きな作品にして、阿形・吽形の2体を、山王さんの参道に飾ろうと決意し、徹夜続きで頑張りました。
その作品が多くの皆さんに喜んでいただいて、とても嬉しいです。



現在 制作しているのは、四天王像のトルソ。


今年6月、とやま山王祭りでの象駆輪金剛力士坐像。


* 立体作品を制作する過程を教えてください。作品の素材が発泡スチロールというのも意外です。
-----スケッチしている時点で、立体のイメージが頭に浮かんでいます。
だから、すぐに粘土やスチロールで模型を作ってみます。
削ったり修正したりして手を動かしているうちに、どんどん形になっていきます。
発泡スチロールは、軽くて扱いやすいので造形に広く使われている素材です。
『象駆輪』は、立方体の塊から削り出して作品を作り、塗装材で金属色に仕上げました。
どの作品も、設置される状況を考え、作品がよりカッコ良く見えるように微調整しながら制作しています。


* これからの夢を教えてください。
-----仕事の内容を限定せず、もっといろんなことに挑戦していきたいです。
造形物の制作だけでなく、イベント自体の企画や展示方法のノウハウもあります。
自分が今まで経験してきたことを生かして、様々なアイデアを提案していきたいです。
制作している時は、作品の向こうにいる観客のことを いつも考えています。たくさんの人に、自分の作品を見て喜んでもらいたいです。
-----(典子さんは)現在は子育て中ですが、仕事を手伝いたいと思っています。
そして、もっと行動範囲を広げたいです。
将来は、自分の仕事(アクセサリーのデザイン)を、少しづつ再開していきたいとも思っています。


久しぶりにお会いして話が尽きず、楽しい時間はあっという間に過ぎました。
私達と仕事の分野は違っても、ものづくりに対する気持ちには共通点があります。
つぎつぎ新しいことに挑戦している北斗さん、彼の一番の理解者の典子さん。
ますます活躍の場が広がるでしょう。これからも応援していきたいです。





スタジオには、こんな作品も…。

電動工具に「 Hokuto 」の手作りステッカー。思わずニッコリ







スキー場一面に植えられた ピンク、白、赤紫のコスモス。

花の香りを楽しみ、風にゆれる可愛い花を眺めながら、斜面をゆっくり歩きました。のんびりと楽しむ私達の横で、花から花へ 蜜を集めているミツバチ達はとっても忙しそう。

夢の平コスモスウォッチングが始まってから、もうずいぶん経ちます。毎年欠かさず来ている人も多いようです。広場でお弁当を広げている家族連れ、写真を撮っている人達。皆、ニコニコしていました。花のお世話をしておられる方々に、本当に感謝です。




■ おじいちゃんは水のにおいがした 今森 光彦 著 偕成社
■ 里山を歩こう Part2       今森 光彦 著 岩波ジュニア新書
■ 琵琶湖里山ふるさと散歩     今森 光彦・今森 洋輔 著 新潮社


数年前、NHKで紹介された琵琶湖の水や生き物と共に暮らす生活。その番組の基になった自然写真家・今森光彦さんの本です。

今森さんは琵琶湖畔で生まれ育ちました。湖が経済成長と共に変わっていく様子に心を痛め、保護と啓発の活動をしています。著者が撮影した美しい風景写真は、どんな言葉よりも雄弁に 自然の恵みを受けて暮らすことが本当の豊かな生活だと教えてくれます。子供向けに易しい言葉で書かれていますが、著者の熱い気持ちが伝わってきます。





■ ごんぎつね     新美 南吉 著 黒井 健 絵 偕成社
■ 手ぶくろを買いに  新美 南吉 著 黒井 健 絵 偕成社


大島絵本館で開催された原画展を見ました。黒井健さんの絵は、優しくあたたかく心に沁みます。「ごんぎつね」は、黒井さん自身にとっても、運命を変えた大切な一冊だそうです。

「ごんぎつね」は悲しい結末のお話ですが、原画展を見て、手元に置きたくなって買い求めました。本を開いては、ごんや兵十の気持ちに思いを巡らせています。「手ぶくろを買いに」を読むと、心がほっこりとあたたかくなります。こちらも折にふれ、何度も読みたくなるお話です。





■ のぼうの城   和田 竜 著 小学館
■ 忍びの国    和田 竜 著 新潮社


「のぼう」って何だろう?…と思い、読んでみました。テンポ良い展開に、一気に読み終わってしまいました。映画脚本のノベライズだそうで、読んでいて情景が目に浮かぶよう。所々、文中に歴史書の一節を引用しているのも興味深いです。

ちょうど今年の大河ドラマと同じ時代の話なので、更に面白かったです。「のぼう」とは、皆から『(でく)のぼう』と呼ばれている 武州・成田家の家老、正木丹波守利英のこと。豊臣方・石田三成との戦いの一部始終の物語です。あまりにも面白かったので、同じ作者の「忍びの城」を続けて読みました。こちらは忍者の話でした。





■ トマトとチーズのオムレツ
よそのお宅でご馳走になってから、我が家の定番メニューとなりました。
 
<作り方> 
・トマトをオリーブオイルで炒め、チーズと卵を加える。塩、コショウで味付け。

<私の工夫> 
・卵に牛乳を少し加えて、ふんわり柔らかく仕上げるのが私の好み。
・仕上げにお醤油をほんの少し加えると、ごはんに合います。
・片口の小鉢に盛ってみました。



■ ピーマンのピザ
TVの健康番組で紹介していたそうです。焼いたピーマンは甘く、カリカリのシラスは香ばしく、つい もうひとつ食べてしまいます。

<作り方>  
・半分に切って種を除いたピーマンに、マヨネーズを少々、ピザ用チーズ、チリメンジャコを乗せ、グリルで焦げ目がつくまで焼く。

<私の工夫> 
・シュレッドチーズはこぼれやすいので、スライスチーズを使っています。
・チリメンジャコは瓶に入れて冷凍室に常備しています。
・ピーマンの代わりに椎茸で作っても美味しいです。
・藍色が美しい みじん唐草のお皿にのせてみました。





■ 人参のきんぴら
野菜料理がもう一品ほしい時の、超・超お手軽料理。肉や魚料理のつけ合わせに。 

<作り方>  
・人参は、皮むき器を使ってフライパンの上でスライス。ゴマ油で炒め、醤油少々で味付け。一味唐辛子を振る。

<私の工夫> 
・スライサーで薄くリボン状に切るから、あっという間にできます。
・フライパンに直接入れるので、洗い物が少ないのも嬉しいです。
・にんにくを加え オリーブオイルで炒めるのも美味。
・人参の赤い色が映える 白いお皿にのせてみました。



■ バナナのピザ
遅ればせながら、我が家にホームベーカリーがやってきました。毎回いろいろなパンを試して楽しんでいます。最近、自家製生地でつくる甘いピザが、我が家のおやつタイムに登場しています。

<作り方>  
・ピザ生地にクリームチーズを塗り、スライスしたバナナ、はちみつ、クルミ、レーズン等を乗せてオーブンで焼く。

<私の工夫> 
・生地は多めに作って、一人用サイズの小さい生地にして冷凍しておくと便利。
・りんご、ぶどう、柿、缶詰のパインでも。
・食べ過ぎに注意!




天候不順だった今年の夏。なんとなく家の中が鬱陶しい気がしましたが、高温多湿の時期は何をするにも億劫で、ついそのままになっていました。

秋になり、気持ち良いお天気が続くようになってから、思い切って掃除とモノの整理を開始。日頃の掃除に、少しづつ丁寧掃除をプラスしました。気になっていた押入れの奥、キッチンの隅、家具の裏。
きれいに掃除し、不用品を処分したら、スッキリ爽やか!気持ちは晴ればれ!----- でも、そんなふうに頑張っても、雨が降れば すぐにまた窓ガラスは汚れるし、毎日 埃は溜まるけど、「少しの手間で 毎日気持ち良く過ごせるのがいいなぁ。」

「盆・暮れじゃなくて、気候の良い 春と秋に大掃除するといいなぁ。」と、改めて気付かせてくれたから、この夏は私にとって、良い夏だったのかな。(t.)



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